寒いのも厚着をするのも嫌いな私ですが、若いころは人並みにスキーをやっていました。
大学の友だちのお父さんが勤めている東京の大丸でスキーウェアを買って、年に2、3回は行っていたと思います。
卒業してからも、会社の同僚と最初の数年はスキーに行きましたが、20代後半になってからは腰が重くなり、冬はひたすら家に引きこもるようになりました。
スキーが好きというより、スキーでの出会いを期待していたのでしょう。
でも、そんなうまい話はないものだと気づく頃に、マイスキーブームが終わったのだと思います。
先週までやっていた北京オリンピックで、冬のスポーツに真摯に向き合っている選手たちを見ていたら、そんな自分の邪な心が涙を流していました。