カヌーに乗って、夜明けに川一面のサガリバナを見ながら、ガイドさんが作ってくれたお弁当を食べました。
生焼けのベーグル。
普段食べたら文句が出るような出来栄えでしたが、今まで食べた中で一番おいしいベーグルになりました。
現職、前職、前々職と中途採用やベンダーの人たちと一緒に仕事していて、常に思っているのは、小売業界のIT人材って、一番スキルが高いんじゃないか?ということです。
小売業って、取り巻く環境が目まぐるしく変わるので、常に自分の頭で考えることを求められます。一昔前までは、仕様FIXなんて言葉を聞いたこともなかったくらいです。
他業界から来た人が戸惑うことが多いのが、この点です。
例えば私の前職の会社は官公庁系だったので、とにかく社内のルールに従うことが最優先でした。面倒で複雑なルールが多く、このルールは何の目的であるのだろう、なんて考えている暇もなく、ルールを守ること(そのために通過が必要な会議も多い)で必死でした。考えたところで、WTOとか手の出せない世界で決まったことも多く、そういう世界で仕事をしていると、自分のスキルが伸びないなあ、と思って転職したのです。
身内贔屓かもしれませんが、最近増えてきた他業界からの中途入社の人たちを見ていると、そう感じてしまいます(全員ではないですが)。じゃあ、そういう人たちを早く戦力になるように育てるには、どうすれば良いのか、と日々悩んでおります。
単に業界の違いではなく、うちの会社が給料安いので、給料に見合ったスキルの人たちが来ているだけ、なのかもしれませんが・・・。