社内SEになりました

社内SEは本当に楽なのか?ユーザー系IT企業とSierとの違いは?これからIT企業への就職や転職を考えている人むけに、ユーザー系IT企業から社内SEに40代で転職した筆者がITエンジニアの仕事内容やプロジェクト管理のノウハウ等をご紹介。

第一関門突破

私が主担当でやっている案件の見積りがまとまったので、担当役員に報告。

総額4億円。

経営戦略上の重要案件なので、あまり費用を気にせず要求定義を実施した結果、要求定義前に見積りした超概算費用の2億円から倍に膨らみました。

コロナの影響で様々なシステム投資が凍結される中、この案件はさすがに凍結されないだろうという期待と、でも今の状況でこんな投資が承認されるのかという不安が入り混じります。

ドキドキしながら報告すると、費用についてはあっさりOK。

むしろコロナの影響で、仕掛かり中の様々な案件が、ベンダーの進捗遅れでリリース延期している中で、この案件だけはベンダーに譲歩して本番日を遅らせないように指示を受けました。

第一関門を突破したので、次は経営会議です。

2千万円の別案件が、経営会議で社長に「こんな金払えるか」と却下された話しも聞いているので、まだまだ油断できません。

この案件が無くなると、私は社内失業するので、経営会議で承認されるまではドキドキです。