なんの漫画だったか忘れたけれど、学生時代、はた万次郎先生の漫画に衝撃を受けました。
こんなに絵が下手でも漫画家になれるんだ!と勇気づけられ、人前で絵を描くことが恥ずかしくなくなりました。(はた先生は、きっと本当は絵がうまいのだと思いますが)
堂々と描くと不思議なもので、下手なだけの絵でも「味がある」と評価してくれる人もいて、ますます調子に乗ることができるようになりました。
そしてさらに不思議なことに、描き続けると多少は上手くなるようで、自分でイラストを描いている年賀状も、毎年少しずつレベルアップして、今では自分の年賀状に使ってくれる人もいて、いつか売れるのではないかと密かな野望を抱くほどになりました。
はた万次郎先生の漫画が、私に根拠の無い自信を与えてくれました。