非機能要件の中のユーザービリティとアクセシビリティの説明です。
ユーザビリティは、ユーザーの使いやすさに対しての要件です。
使いやすいUIにすることで、教育・研修のコストを減らし、操作ミスも軽減することができます。
パッケージやSaaS等の場合には、提供される製品・サービスに依存してしまうため、主にスクラッチ開発の場合に必要な要件となります。
アクセシビリティは、ユーザービリティに近いものですが、高齢者や障害者を含めた使いやすさになります。
特に官公庁系のWebサイトではアクセシビリティの要件が厳しく、経済産業省が制定した「高齢者・障害者等配慮設計指針」(JIS X 8341-3)への準拠を求められます。
1.ユーザービリティ
業務アプリケーションには様々な画面がありますが、どの画面にも共通なものを標準化することで、直感的に分かりやすいUIを目指します。
スクラッチ開発の場合には、画面標準定義書といったものを作成し、必要に応じてFrameworkも作成して、各画面の標準化を図ります。
主に標準化する項目は以下になります。

2.アクセシビリティ
高齢者や障害者でも使い勝手の良いシステムとするために、以下のような配慮が求められます。

ただし非機能要件に上記のような個々の要件を記載することは少なく、通常は
「WebコンテンツJIS」への準拠といったような記載でとどめることが多いです。
またこの準拠にも以下のような3段階のレベルがあり、どのレベルを目指すかも要件として指定します。

【振り返り】
ユーザービリティ/アクセシビリティの説明は以上で終了となります。次回はシステム環境の説明をしていきたいと思います。
①可用性
②性能
③拡張性
④運用保守
⑤移行
⑥セキュリティ
⑦ユーザービリティ/アクセシビリティ
⑧システム環境