小学生のとき、ビルマの竪琴の読書感想文を書きました。
あまり真面目な子どもではなかったので、どこかからか上手い読書感想文を見つけてきて、そこに多少の自分なりのアレンジを加えて提出しました。
何かを参考にしたことはバレるだろうけれど、でも丸写しではないので、怒られることはないだろうと思っていたら、予想外に担任の先生が大絶賛。危なくどこかのコンクールに推薦されるところでした。
親にも褒められ、真面目ではないけれど小心者の私は、推薦が他の生徒に決まるまでは、罪悪感に苛まれる毎日。
人の真似をして褒められても、全然うれしくないのだと、身に染みることができました。
私は些細なことでも、自分の考え、自分のやり方、自分の作ったものにこだわるのですが、この時のトラウマが最初のきっかけだった気がします。