社内SEになりました

社内SEは本当に楽なのか?ユーザー系IT企業とSierとの違いは?これからIT企業への就職や転職を考えている人むけに、ユーザー系IT企業から社内SEに40代で転職した筆者がITエンジニアの仕事内容やプロジェクト管理のノウハウ等をご紹介。

今週のお題「うるう年」

はてなブログ今週のお題「うるう年」

うるう年と言えば、プログラムロジックです。職業病ですね・・・。

西暦4桁が4で割れる年はうるう年ですが、100で割れる年はうるう年ではありません。でも400で割れる年はうるう年です。

例えば、2100年、2200年、2300年は4で割れても、うるう年ではありません。でも2000年や2400年はうるう年です。このルールを理解していないと、2100年2月29日なんて存在しない日付がエラーにならず、システムが誤作動を起こしてしまうことになります。私は2100年には、すでに死んでいますが。

そして、この「うるう年」よりも厄介なのが「うるう秒」。

うるう秒、知ってますか?

通常、時刻は58,59,00,01秒と時を刻みますが、うるう秒の時には58,59,60,00,01と1分が61秒になります。コンピュータは、うるう秒なんて知らないので、「現実の時間」よりも「コンピューターの時間」の方が1秒早く進むことになります。

たった1秒早く進むことで、システムが誤作動を起こす可能性があります。最近では、2015年7月1日8時59分60秒、2017年1月1日8時59分60秒がうるう秒でした。次はいつかは分かりません。ITのエンジニアたちは、不意に訪れるうるう秒に、毎回頭を悩ませます。

神の摂理を、人間の物差しで測ろうとした罰なのかもしれません。 

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無限